ぼくは偏食人間  中島義道

ぼくは偏食人間 (ラッコブックス)

ぼくは偏食人間 (ラッコブックス)

桜が満開だ。私は桜の季節になると落ちつかない。「あくがれいづる」という高尚な気分ではない。
どうしても「なるべく見ておかねばならない」というスケベ根性がはたらいてしまうのだ。
だから、散りはじめるとホッとする。

フフフ・・中島さんらしい。
桜が咲きはじめた。 あちらでもこちらでも咲きはじめてしまった! こうしちゃおられん!という気持ち、すごくよくわかる。
そして終わりがけにホッとする気持ち、もっとよく分かる。