実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 など




「隠れてポテチ食ってたことを、どう総括する!」
なんて問い詰められそうな緊張感の無いわたしの生活。 
総括しても総括しきれない。 自己批判なんてもんじゃない。

それにしても若い。 若いからこんなまっすぐなんだろう。
しかしわたしがこの時代の若者だったとて、このような集団には恐らく近寄らないだろう。
「集団」とか「会」とかってだけでイヤだ。


「革命」とか「戦士」とか言葉を装飾したところで人をなぶり殺せるような人間はロクなもんじゃない。
組織における服従の怖さはアイヒマンの実験が有名だが、それとはまた違う路線のような気もする。日本人独特の。
どんな御託を並べようと戦争だろうと、殺人は殺人。

映画として4点。2時間観たあたりで観るのつらくて止めようか迷ったくらい総括のあたりが凄まじい。
永田洋子を演じた並木愛枝。 この人、ほんとに生理的にダメ。こういう女ほんと苦手。
小学生の頃「なんでそんなにガリガリなの?何食べてんの? なんでそんなに白いの?」って
なぜかわたしだけターゲットにいじめる女の子がいて、その子にそっくりなんだよ。







曽野綾子大久保清をモデルにした小説「天上の青」を思い出す。
「愛していてくれるなら控訴はしない」という手紙を出す犯人。

小池栄子が一心不乱に手紙を書く。
アパートでひとり、ぺたりと横座りして。
その姿がとてもよく似合っていた。 この子なら、こんな感じで手紙を書くだろう、と思わせる。

仲村トオルは歳とともにドンドン瞼が重くなる。
豊川悦司はすんごい汚い。 汚いのだが、2%くらいどこかセクシー。どこが? 声? 長身のせい?

ラストはあまり好きではない。