マイケル・ジャクソン THIS IS IT ★★★★★

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD15230/gallery/p001.html

50のおっちゃんだよ、マイコーは。本当に50か? 選りすぐりのダンサー達は、マイケルの半分も歳を重ねていないのに、マイケルのほうが少年っぽく見えるってどういうことだ。 あんなに細い身体で、いったいどこからあのパワーを捻出するのだろう。

大がかりなステージなどあまり好きではないし、どっちかというとマイコーよりプリンス派(紫の)だったので、観に行こうか迷ったけれど・・ああ観に行って良かった。本当に貴重なものを観ることができて幸せだった。 クインシー・ジョーンズが携わっていた頃のアルバム「BAD」あたりの楽曲は大好きで、今でもたまに聞くけれど、これがなぜか飽きない。そのあたりの曲が多く、それも楽しめた。 
マイケルが原曲に忠実な音にこだわっていて、その原曲がもうすでに完成された素晴らしい曲ばかりなので、立派な大人のためのエンターテイメントショーになっただろうに・・・幻のコンサートになってしまった。

ライブ映像の場合、観客の歓声なども一緒に入っているし、音が割れていたりして音楽をしっかり楽しめない場合がある。けれどこの映画はリハーサル映像だけにステージを作りこんでゆく過程をじっくり見ることが出来るし、リハーサルとはいえ、マイケルはあの細い体でちゃんと歌ってるし、ダンスも健在。じっくりマイケルの曲を堪能できた。ズンズン低音が響く映画館で観ると凄まじい迫力がある。 驚いたなぁ。もっとパワーダウンしてるのかと思ってた。 でも、もしマイケルがいなくなってしまわなければ、たぶんこんなリハーサル映画は観られなかっただろうと思うと複雑で悲しい気分だけど。

たぶん彼は完璧主義なタイプだと思う。こういう人はスタッフに対して感情的になったりしがちだと思うのだけど、マイコーはそんなん絶対しないの。あくまでも冷静に真剣に優しく指示している。なかなかこういう人、いないと思う。

関係ないけど、マイケルは全くお肉を食べなかったのかな?
わたしは鶏肉をたまに食べるくらいで、あまりお肉を食べないのだが、たまーに焼肉を食べるとすごく即効性がある。モリモリちからが出る。でも、汚い話で恐縮ですがすぐに「出て」しまうのだ。要するにすぐに下痢だ。肉、特に牛肉を食べるとすぐに出てしまう・・なぜだ。