ほうれん草のガーッ

非常にカツ代さんらしい料理 というか命名
こういう本を図書館で延長して借りていてはダメですな。

  • ごま油をちょろりとたらして
  • 鍋の上までびっしり詰める
  • きゅうりは皮をシマシマにむき
  • コテっと味がからまったら
  • 焼けたものからしょうゆにチャポッとつけていく

などなど
パッとビジュアルが目に浮かぶレシピの文章。

カツ代さんのお弁当の本に

わたしはあれこれ飾り立てたおべんとうって、好きじゃありません。 おべんとうは1日3食のうちの1食。当たり前の昼食が移動していくだけです。
(中略) ソーセージや卵などを飾り切りにしたり、おにぎりに目鼻をつけたりするのはハッキリいって作り手の趣味。

などと書かれていて、すごい同感。 ベタベタこねこねと過剰に触って作成したお弁当って、ちょっと苦手。かわいいとも思わない。
仕切りに生野菜を使うとヘナヘナになるし、フルーツも冷えてなければあまり美味しいものではない。
汁気が多くなく隣との相性が良いおかずなら、アルミカップなども使わなくても良い。 味が移ったら移ったで、思わぬ味のハーモニーを醸し出すこともあるし、それがお弁当の醍醐味だろうて。

順調に回復なさっているといいなぁ。 料理、おもいっきり作りたいだろうな。

小林カツ代料理の辞典―おいしい家庭料理のつくり方2448レシピ

小林カツ代料理の辞典―おいしい家庭料理のつくり方2448レシピ

小林カツ代のおべんとう決まった! (講談社のお料理BOOK)

小林カツ代のおべんとう決まった! (講談社のお料理BOOK)

おべんとうの時間

おべんとうの時間

そんなふうにお弁当のことを考えていて、この本を読んでみたのだけど、涙が出たよ。
どれもこれも素晴らしい日本のお弁当だった。 ひとりひとりのエピソードも素敵。 男性も結構作ってるのに驚いた。
玉子焼き、ウインナー、焼き魚、きんぴら…日本のお弁当はヘルシーでおいしく、世界に誇れる宝物だ。